2023年度
『いのちを学ぶ授業』が
開催されました
・画像はタップで拡大します久喜んこが実施協力をしている『いのちを学ぶ授業』が久喜中学校にて開催されました。今回も親子の皆様、中学校の先生方保護者の皆様ご協力いただきありがとうございました。赤ちゃんや幼児と優しくふれあってくれた生徒のみなさんありがとうございました。
今年度は時間や人数などは縮小したものの、コロナ禍以前のように対面でふれあえる授業が復活しました。
参加したママやパパはふれあいや中学生とおしゃべりすることも楽しみに参加してくれました。
当日は地域のボランティアの皆さんに、駐車場や昇降口付近からの親子の誘導や受付、会場準備を、また授業中は親子と中学生たちのふれあいの見守りや中学生のインタビューの補助等をお願いし、無事に授業が終了しました。
プレイコーナーでは中学生が小さい子どもたちや赤ちゃんと積極的に関わろうとする感動的な場面をたくさん目撃しました。低い姿勢で子どもたちと目線を合わせ優しく語りかけたり、絵本を読み聞かせたり、一緒にお絵かきをしたりブロックで遊んだり、段ボール箱の車を引っ張ったり押したりする中学生、その車の中には満面の笑みでママに手を振る子がいました。また赤ちゃんをおそるおそる
抱っこさせてもらったり、中にはおむつ交換をぎこちない手つきで体験させてもらった男子もいました。泣いて遊びや話の輪に入れない子にも積極的に関わろうとする中学生、そんなママの大変さを目の当たりにしたり話を聞いたりした 中学生は、ふれあい授業終了直後の1時間で「振り返りワークシート」をまとめ、どの子も授業のようすを事細かに記入していて、先生からも「中学生にとって大変充実した素晴らしい時間だったようです。」とお話がありました。
班ごとの中学生からの質問は「赤ちゃんの泣きかたで何をしてほしいのか本当にわかるの?」「いやいや期はどうしてる?」「おもちゃなどで危なかった体験ある?」「妊娠中や子育て中に気を付けていることは?」「食べ物の好き嫌いがある時はどうしてる?」「育児中ママは眠れる?」「子どもが寝付けないときはどうする?」「パパは育児にどのくらい関わってる?(男子から)」など育児に関するものが多かったので、各班でお産の話も可能な限りできるようスタッフが配慮しました。また逆に中学生にママたちから「親と出かけてる?」「親に言われてイヤな言葉は?」「お母さんをどう思ってる?」などと聞いている場面もありました。親子の他に、お子さんが小、中、高校に在学中の方や地域でボランティア活動をされている方など様々な方が協力してくださり、中学生と親子のほほえましい姿に目を細めながら見守っていただき、正に地域社会と連携した命の授業でした。
★お子さんと一緒に参加された方の感想より…
★中学生と関われることが無いので新鮮でした!育児で一番辛かった事,マタニティマークを付けていたか,など中学生が興味ある事がなんだか素晴らしくて、今までの育児を思い出してお話させていただきました。良い機会を本当にありがとうございました。中学生はあやしたり遊んだりするのが皆上手でびっくりしました
★中学生からいろいろな質問があり、逆に私も今までの(今の)子育てを改めて振り返って考えられる時間となって良かった。逆質問もさせていただき、こちらも参考になりました。
★泣いている姿や、泣かれて必死になる親の姿から育児の苦労を少しでも感じ取り、優しく見守れる大人になってくれたら嬉しく思います。
★話し下手でうまく伝わっていないとは思いますが、同じ社会の仲間として生徒さんたちに少しでもプラスになることがあれば嬉しいです
★妊娠・出産の大変さ、子どもの可愛さが中学生に伝わっていればいいなと感じました。また来年も参加するのでいつでも声をかけてください!!
★これだけのたくさんの人に抱っこしてもらえる
のは貴重な経験でした。他のお母さんの考えを聞けるのもよかったです。
★中学生の子どもの頃の話を聞くことができたり,自己紹介で兄弟の人数が聞けて良かったです
★なれない様子で子どもとふれあう生徒さんがとても微笑ましかったし、我が子もこんな風に成長してくれたらいいなと感じました。ぜひ子どもたちの時代でも行ってください。