***** 子どもを知る・学ぶ ******
*2012年 第7回保育ボランティア養成講座(3回連続講座)
【 講座の内容 】
6月15日 《今日の子育て事情》講師:NPO法人彩の子ネットワーク(関さんと石原さん)
まず、彩の子ネットワークさんのアンケートの集計結果などから、今日の子育てには下記のような事情がうかがわれるとのこと。
①女性はこどもが生まれた喜びやその責任感、がんばろうという気持ちが大きいことから、母親が自分自身の課題に気づかなかったり、後回しにしたり、気づいても心の奥にしまいこみ、なかったことにしまいかねないという課題が未解決なまま子育てしている現状がうかがえる。
②夫、両親、友人のごく限られた関係の中で子育てをしている現象がわかる。知らない土地に転勤になったり、また、身近な関係がうまくいかなくなったら、たちまち孤立した子育てになる不安を抱えている。「保育」は孤立しがちな現代の子育てを支える。
次に、彩の子ネットワークの方の子育て経験談などを皮切りに、参加者が順番に、講座に応募した理由や子育ての悩み、子育て経験などを話していただきました。様々の世代の方がそれぞれの立場で「子育て」という共通のテーマで話すことによって、世代を超えた理解ができたのではないでしょうか。
(参加者の感想から)
「一人一人の話を聞くことの意味を再認識しました。実際子育てに奮闘しているお母さんの思いを聞く事、参加者同士がお互いの思いを知ることは、保育をするうえでとても大切な土台になりますね」
♪和やかな温かい雰囲気の初日となりました。
6月22日 《乳幼児の発達とかかわり方》講師:竹内助産院院長 竹内理恵子氏
命の始まりから思春期までの子どもの発達をお話しいただきました。また、子どもの発達に応じた適切なかかわり方や、保育者として関わる時のポイントなどもお話しいただきました。
また、10ヶ月くらいの子を預ける場合でも 「お母さんは用事があってバイバイしないといけないけど、でも必ず帰ってくるよ」と約束をして、子どもにも気持ちの区切りをつけさせることが大事
(参加者の感想から)
・保育ボランティア(講座)の内容は 預かる幼児が対象のように感じていたのが、幼児の両親へのケアが対象であるという新しさがよかった。
・子どもから学び、子どもを知ることを思い出させてくれた内容でした。保育ボランティアで活かすことができるといいです。
・現在子育て中なのでとても勉強になりました。今どうする…ばかりでなくて、少しずつ待ってみる。に考えを変えていこうと思いました。もっともっと子育てをenjoyして、ママと子どもと一緒にワクワク出来そうです
6月29日 《保育を考える~預けること、預かること、預けられること》保育について参加者全員で「預けること・預かること・預けられること」について参加者自身の経験などを話していただきました。
今回
初めて預けたママからは 「1回目上手くいっても2回目上手くいくとは限らない。子どもも体調や機嫌がいつも良い訳ではない。上手くコンディションを整えて預けたいと思う。預けて良かったと思う。」
何度か久喜んこの保育に預けたママからは 「今日はまったく離れずにびっくりしたが、自分も同室保育にて様子を知っているので安心して預けられた。ボランティアさんは気持ちを切り替えるのが上手かったり、怒ることなく声かけしてくれたりする。」
また、実際に
自分のお子さんを連れて保育に入った保育ボランティアさんからは 「同室保育に入ってみて、2時間という短い時間だけど、自分の子が甘えたい気持ちを少し我慢して他の子に譲ったり、泣いている子をなぐさめたり、成長が見られた。他のボランティアさんにも娘の名前を覚えてもらったりして、いろいろな人に見守られていることを実感している。」 「人の子を見ることによって、他の子にはない自分の子の長所が分かって嬉しい気持ちになることが多い。」 「保育者複数対子ども複数がメリット。保育のなかで、他では話すこともなかったであろうと思うような年代の方と話すことができたりして人生が豊かになったように思う」 という貴重な体験談を話していただきました。
最後は
「保育の見学」→今日保育でお預かりしたお子さんとママの感動的な
対面の瞬間を見学し、ママに抱きつく子どもたちの様子をみたり、保育者とママの会話に耳をかたむけたりと 保育の様子が体感できたのではないでしょうか。
(参加者の感想から)
・いろいろな方の「預ける気持ち」を聞くことができ、自分以外のママたちがそれぞれ感じていることがわかりました。一人一人の状況、事情、思いが全て 「現代の子育て事情」 なんだろうなぁと改めて実感。楽しかったです。客観的になれました。
・みなさんの話を聞いて地域での保育の大切さがわかりました。私が子どものころは近所で遊んだり預かったりがあったと母に聞いています。今、私が住んでいる周りはあまり交流がありません。保育ボランティアがあることで私も子どもも助かる部分と成長につながるかな、と思いました

♪今年は21名の方が受講され、そのほとんどの方がボランティア登録をされました。(うち男性がお一人)ありがとうございました。 今後の活躍に期待しています♪
2012.7.8.
(記録:庄司)